最高の時を残す写真というもの

最高の時を残す写真というもの

先日購入した本の背表紙が鮮やかな色だったので、書棚がいっきに華やかになりました。それを見るだけで、一年中春の気持ちになれそうです。春って、生き生きとした葉の緑や淡い桜の色が綺麗で、まるで新しい世界に生まれたかのように、とても幸せに感じられますよね。ただ四季のある我が国は、秋の紅葉も素敵だし、冬の雪景色や夏の広い空も見事というもの。季節の写真をおさめた写真集などが発売されているのも、納得できます。
私がそんな本を見たのは、偶然立ち寄った書店でした。いつもはたいてい小説のコーナーをチェックして満足して帰宅することが多いのですが、その時は時間があったので、店内をくまなく見て回っていたのです。平積みになった本の表紙を見つけた時、あまりの美しさ、鮮やかさに、心がときめきましたね。そしてページをめくり、実際にその場所に行ってみたくなりました。
ただ旅行をするには、それなりの時間とお金が必要です。それに天候によっては、期待通りの景色に出会えるとは限りません。もちろん、雨や雪だからこそ映える場所もあるのでしょうが……それだと外を歩くのは大変ですものね。だから、お手軽に最高の景色を楽しめる写真集は、素晴らしいと思います。

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