新刊と古書リサイクル

新刊と古書リサイクル

インターネットで古書の買取りをしてくれるというサービスがありますよね。それを友人が愛用しています。彼は職業柄、大量の本を読む人です。しかし図書館だと貸し出し期限が決まっているし返すのも面倒だと言って、毎回購入しています。読了後は彼には不要になるので、ある程度たまると箱に詰めて、買い取りサービスに引き取りをお願いするのだとか。わざわざ重い本を運搬しなくていいし、売ったお金は次の書籍を買うときに使えるから、一石二鳥だと喜んでいました。
今はいろいろなところでこういったことをしてくれていますよね。売ったお金は寄付に回してくれるところもあり、それは一度使ったことがあります。古本屋で買ったものには印税は支払われませんから、作家さんや出版社が潤うわけではありません。古書店の方は自分が不利になる取引はしないでしょう。ということで、寄付しても誰も損はしないのです。どうせ一度払ったお金、戻らずともそれでどこかの国の子供達が助かるのなら、それがいいと思いました。
新刊を買って応援したいと思う反面、このようなリサイクルも素敵だと感じてしまうので、どちらで買うか悩んでしまうくらいです。新旧とわず、紙の本と電子書籍がバランスよく市場に出回ればと、ちょっと夢のようなことを考えてしまいます。

Comments are closed.