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広い視点からみた人類の存在を考えてみた

広い視点からみた人類の存在を考えてみた

ある冬の夜のこと、外に出て星を眺めてみました。人々が寝静まった住宅街は空気が澄んでいたこともあり、空にはたくさんの光が輝いていました。点と点を結べば星座をみることができるほどの多くの星達はとても美しくて、あの日のことは今でも鮮明に思い出すことができます。この日、空を眺めながら私の心にふと浮かび上がったのは知人のことでした。その方は私よりも年上で、とても個性的な感性を持っています。そのため読む書籍も幅広くて、「解剖生理学」や「宇宙に関する雑誌」なども愛読書とされているようです。たまたまお話をする機会があり、今まで読んできた本についての話題が登った時に、お気に入りの書籍を紹介してくれました。中でも「宇宙に関する本」のことを話してくれたのは、とても印象的だったのです。ずっと昔から宇宙はあって、そこに地球が存在していることに生命の神秘を知ることができます。また物理学も加わり、話は多岐に渡る広がりをみせてゆきました。少々難しい話題だったため、心の奥にふんわりと残っておりそれを言葉にすることは難しいのですが、私が生きる世界は宇宙からみたらとても小さい規模なのだろうと思ったのでした。しかしながら地球で生きる私達に生命が宿り、こうして生きていることは、まるで夜空の星のような輝きを秘めた素晴らしいことなのではないかと感じました。そのことはとても感慨深く心に刻まれたのでした。

肯定することは過去を受け入れること

肯定することは過去を受け入れること

心がほんわかと温まるドラマを観ました。それは、以前から大切に読んでいたマンガが原作のお話です。猫と暮らすマンガ家の日常を描いたもので、優しい目線で暮らしを見つめた傑作だと感じています。映像作品は4話完結となっており、最終話を観た時私は思わず涙を流したのでした。主人公は子供の頃からどこか生きづらさを感じながらも、ずっと絵を描き続けてきました。その中で味わった嬉しかったこと、切なかったことやもどかしさを辿りながら最終話は展開されてゆきました。手掛けた作品が世の中に認められながらも、子供の頃からあった生きることへの違和感が消えずにいた主人公が、過去のことを肯定して自分を認めるところが、深く心に刻まれました。
大きな賞をとること、世の中から高い評価を受けることは、とても意味があることだと思います。でも一番大切なことは、「自らを肯定すること」だと感じます。自分に厳しい人間も立派だと思いますが、内にある弱さを知る事も必要です。そしてそれを許すことは、本当に意味があることだと思いました。
好きなことを仕事にして、猫と朗らかに暮らす主人公にも様々な出来事があり、葛藤しているのだと気付いた時、生きていることはとても奥ゆかしいものなのだと考えさせられたものです。多かれ少なかれ、私の中にも過去の出来事達が存在しています。不甲斐なさや切ない出来事もありますが、「それでもいいじゃない」と許す心を持てたらいいと強く思ったのでした。

白銀の世界に生きるキツネの絵本

白銀の世界に生きるキツネの絵本

何年か前の木枯らしが吹き始めた季節のことです。書店に立ち寄ったところ絵本コーナーに「手袋にまつわる作品」が置かれているブースを見つけました。そこには動物や子供達が主人公の手袋が登場する物語が並んでいました。どれもとても可愛らしくて素敵なものばかりで、思わず何冊か手にとり読んだことを覚えています。その中でも一番私の心を揺さぶったのはキツネの親子が登場する作品でした。表紙に描かれた白銀の世界に佇むきつねの親子が美しく、またどこか儚い表情が心に焼き付いています。サラッと目を通してみたところストーリーもしっとりとしていて、思わず涙ぐみそうになりました。それから数日経ってもこの作品が頭から離れることはなく、時間が経つにつれてまるで一目惚れをしたかのように思いを募らせたことから購入することにしました。そして素敵な絵本との運命的な出会いに胸を打ったため、友人の愛娘へプレゼントすることにしたのでした。そのプレゼントは友人のおうちに遊びに行く際に手土産として持ってゆき、その場で3歳の女の子へつたない読み聴かせをおこないました。
それから数ヶ月経ったある日、その友達とランチをしていた時にプレゼントした絵本の話になりました。どうやら私と同い年の友達がとても気に入ってしまったようで、子育ての合間にその絵本を眺めることがあると言ってくれました。その話を聞いてとても嬉しくて幸せな気持ちになったことが今でも心に残っています。これからも素敵な作品との出会いがあることを胸に、これからも書店通いに精進しようと思ったのでした。

大正時代の日記から知る女性のこと

大正時代の日記から知る女性のこと

大正時代にある女性が書いた日記を読みました。それはささやかな暮らしの何気ない会話と日常を綴ったものでした。芸術を仕事とする女性とその家族が住む家でお手伝いさんをする方が書いた短い日記の中には「生きること」「愛すること」「母親になること」が凝縮されていたのでした。また文中に記された「弱い女性」という言葉がとても胸に残りました。人の強さと弱さを分かっているように思っていましたが、私はまだまだ生まれたてのヒヨコのごとく、学ぶべきことがたくさんあると感じたのでした。子育てや家庭のことで眠れない夜を過ごしていたこともあり、その言葉を発した女性は疲れていたのかもしれません。睡眠不足はイライラを誘発させ、落ち込みがちになるものです。そんな時私も自分の弱い部分や嫌なところが目についてしまい、自己嫌悪に陥ることも少なからず経験してきました。
しかしながらこの日記には、「ただ疲れているから」という理由で見過ごしてしまうようなことを深い言葉で書き留められているところにとても親近感が湧いたのでした。そして時代は変わっても生きる上での悩みや葛藤は変わらずに有り続けると感じました。社会情勢や時代背景により暮らしは変わってゆくものですが、根本的な人の心は今も昔も共通しているのかもしれません。こうしたことを改めて知る事ができたことは、とても貴重だと思っております。

創意工夫と自由を持った女は無敵です

創意工夫と自由を持った女は無敵です

一冊の本を読み終えた時に味わう、何とも格別な気分は病みつきになるものです。私は今日、女性小説家が書いた随筆を完読しました。人を愛すること、小説を書くこと、着物を楽しむことを生涯おこなってきた作家のエッセイは、生きる力と人生を謳歌することが存分に詰め込まれていました。このエッセイは着物について書かれたものです。そのため現代社会で生きる私にとって今までかなり敷居が高かった装いを、とても身近に感じることができたように思います。
正直言うと帯を買うだけで何十万もするという感覚を持っているためか、いつか着てみたいけどなかなか装う機会がないと半ば諦めておりました。この書籍を読み終えた今、そんな気持ちが少し薄らいだような気がします。なぜならばこの本の作者が、オリジナリティを持って自分の頑張れる範囲で楽しむおしゃれのたしなみを教えてくれたからです。お金をかけなくても、今手元にあるもので工夫して創意することが大切だということを知ったのでした。それは頭では分かっていてもなかなか実践できず、消費の渦に飲まれ続けていたことを改めて知りました。着物だけではなく、洋服だって創意工夫は大切です。今ある洋服を自由自在にコーディネートしてファッションを楽しむことが出来たら、生活はもっと開けてゆくように思います。こうした心意気がいつしか新しい可能性を見出してゆくのではないでしょうか。そんなことを改めて考えさせられたエッセイを読むことができたことは、私にとって宝物だと感じております。おしゃれを楽しむ創意工夫と自由さと軽やかさを胸に、明日からの暮らしが少しずついい方向に変わってゆけばいいと思っています。

卵料理あれこれ

卵料理あれこれ

卵料理。それは和洋中で用いられており、ふんわり軽やかなスクランブルエッグ、かきたま汁など、挙げたらきりがありません。
先日読んでいた料理の本には、多種多様な卵料理が載っておりました。この書籍は職業も年齢もバラバラな女性達の朝御飯について書かれた作品でした。数多くの卵焼きが登場しており、味付けは家庭により異なっていました。しょうゆやみそやだしを使ったもの、お砂糖を入れた甘いものまで、その家庭ならではの味付けはどれも美味しそうでした。同時に幼い頃から噛みしめてきた母の味を代々受け継いてゆくことを知り、感慨深さを感じたのでした。
さて、私の潜在意識から消すことができない卵料理と言えば、今から十年以上前に観たミュージカル映画に登場した目玉焼きです。田舎町から都会に出てきた女の子がファッションの仕事に携わるフランス映画で、インテリアもお洋服もすべてがキュートな、まさにおしゃれ映画の代名詞と言ったところでしょうか。中でもミニのワンピースを着て、踊りながらフライパン片手に作るシーンは格別におしゃれに感じたのでした。普通の目玉焼きなのですが、可愛いおしゃれ女子が作ると、とても美しいものの見えてくるものです。あれ以来、時折無性に目玉焼きを食べたくなることがあり、お台所であの映画を思い出しながら作ることもしばしばです。そんな時、私もあんな風に素敵なインテリアに囲まれたお部屋で、フライパン片手に小唄を口ずさみたいと強い妄想に駆られるのでした。

経済を勉強しながら豊かさと幸せを考える

経済を勉強しながら豊かさと幸せを考える

ここ数年、経済やお金に関する書籍を読む頻度が増えました。年を重ねてからというもの、将来の金銭的な不安を考えることもしばしばあるため、こうした本はいい勉強になると感じています。友人達もまた私と同じような考えを持っており、お薦めの書籍を紹介いただくこともあります。昨晩観た映画は、そんな最近の私に打ってつけの作品だったように感じます。それはアメリカに住む二人のおばあさん達が国の経済に不安を抱いたことをきっかけに起こした行動を追ったドキュメンタリーでした。この映画のすごいところは彼女達の行動力だと思います。疑問や懸念していることを言葉に出し体当たりでぶつかってゆくところに好感を抱きつつ、羨望の眼差しで作品を鑑賞したのでした。「経済成長イコール消費すること」という概念を持つ人々が多い中で、「それは違う」と感じたことが大きなきっかけとなり、大学や金融街など様々なところに繰り出し意見を発してゆきます。その行動は上手く受け入れてもらえず四苦八苦しつつも、ネガティブさの微塵もなく突き進んでゆく姿に圧巻されたのでした。そしてラストに映し出された場面では、諦めずに少しずつでも前に進むことで得るものがあることを気付かせてくれました。
「経済が豊かになることが人の幸せか」と尋ねられたら「ノー」と答えるかもしれません。お金も大切ですが家族や大切な友達、共に切磋琢磨しながら支え合って生きてゆける誰かがいることが本当の心の豊かさに繋がると思うからです。この映画はアメリカ社会を学びながら、豊かさとは何かを考えるきっかけを得ることができる深みのある作品だと感じました。

行動を起こすことで知る現実

行動を起こすことで知る現実

一つのテーマからなる短編小説を読んでいます。そこに登場する男女は、現状から一歩抜け出すために行動を起こします。それは旅であったり引っ越しであったり、マンションの購入など様々です。登場人物達は恋愛に悩み、他者との関係のつまずきがきっかけとなり新たな道を歩む決心をしています。決断を実行してゆく中で、人と会話をすること、気持ちを伝えることに怠っていたこと、自分の気持ちに嘘をついていたことを悟るのです。今の状況を変えたいと願いながら行動をおこし、現実から逃げていたことに気付くことで新しい人生が始まることをこの作品から知ったのでした。またどの作品もその後のことは書かれておらず、読者に想像することを与えてくれます。「言わなければよかった」「やっぱり辞めておけばよかった」と思うのかもしれませんが、ささやかな希望が込められているため、主人公達はきっと後悔せずに新たな道を歩んでいくのだろうと感じています。
思い切った行動を起こすことは容易なことではありません。そこには勇気と潔さが必要だからです。しかしながらこの小説を読んでいると誰しも多かれ少なかれ決断する必要がある場面に遭遇するものだと思いました。そのタイミングを捉えるか否かは自分次第です。もしこれから前進するきっかけがやってくるのであれば、上手に舵を取ってその波に乗りたいと思いました。

インタビュー記事から知った女優の凄み

インタビュー記事から知った女優の凄み

今から数ヶ月前のこと、小説を原作にした映画を観ました。小説はまだ読んだことはなかったのですがとても面白そうな作品だったため鑑賞することにしました。悪事に手を染めた仕事をする人々のことを描いた物語でしたが、ブラックユーモアたっぷりに描かれていたので面白かったことを覚えています。何よりも主人公の女性が「罪を犯している」と分かっていながらも、頭の回転の良さや立ち持前の器用さで男性を虜にしてゆくところが魅力的でした。この職業は結婚詐欺よりもたちが悪く、老人を狙いお金を巻き上げて死に至らしめるという何とも残酷な仕事なのです。そんな生業に身を置きながらも生き生きと素敵な表情で仕事をする姿から「ヒロインはこの仕事がまさに天職なのだろう」と感じました。
鑑賞してから時間が経った昨日の晩、映画のヒロインを演じた女優のインタビュー記事を見つけました。鑑賞した作品についての記事だったため、映画のことを思い出しながら興味深く読ませていただきました。兼ねてからファンでもある女優でもあり、このインタビューに会えて本当に嬉しかったです。また記事には撮影で苦労したこと、最も山場となったシーンでのエピソードなども披露されていて、完成するまでの逸話を知ることができました。そして作品の中で魅力的かつチャーミングにすこぶる悪い人を演じることができた心のうちを明かされていたのを読んだ時に「女優はすごい」と思ったのでした。その役になり切ることで観る者の心を魅了することは、誰しもが出来ることではありません。これからも末永くこの方のファンでいようと思っております。

文学の新天地を切り開いてゆきたい

文学の新天地を切り開いてゆきたい

現在読んでいる書籍は、類まれ見る奇天烈な本です。あるテーマに沿って小説や随筆などを紹介しているのですが、鮮明にあらすじが記されているためその作品を読んだ気分にさせてくれるのもなかなか乙だと感じています。しかしながら奥ゆかしい物語の世界を堪能するためにも「この小説は是非手に取りたい」と思えるものは蛍光ペンでマーキングするという作業をおこなっています。電車の中でペンを片手に必死にページをめくっていると学生時代のテスト期間などを思い出すものです。そのため、あの頃こんな風に必死に勉強していればもっといい点数が取れていたかもしれないと感じてしまう私がいます。何はともあれ何事にも懸命に打ち込むことは生活を活性化することにも繋がるようで、最近では電車に乗ってペンを片手にページを開くことが楽しみになりつつあります。
兼ねてから好きな女性作家の小説なども多数紹介されており、今まで知る機会がなかった著書がたくさんあることに気付きました。また私が読んできたものとは違う世界観を表現している小説もたくさんあることを知り、これから読書の新天地を切り開くような清々しい気分を味わっております。
ちなみにこの本は文学少女のための本のようですが、かなりコアでサブカル的な要素が強いところにも好感が持てます。10代の頃にこの本で出会っていたらアンダーグラウンドな世界をもっと早く知ることが出来たのかと考えると残念でなりません。遅咲きかもしれませんが文学少女という言葉を胸に新しい文学の世界を切り開いてゆきたいと頑張っております。