Monthly Archives: 7月 2014

日々の間に立ち止まってみること

日々の間に立ち止まってみること

年を重ねるとともに、一日がとても短く感じるようになりました。仕事が充実しているというのもあるでしょう。赤ちゃんなど小さな子供は、一日を長く感じているようですね。実際に様々な年齢の人たちに、何秒かできっちりストップウォッチを止める、という実験が行われたことがあるそうですが、子供は実際の時間よりも長い時点で、大人は短い時点で、ストップウォッチを止めたらしいです。今でもこんなに時間がたつのが早いのに、もっと年をとったらどうなってしまうんだろう。そんなことを考えていたときに、ある本の中に言葉を見つけました。それはとても当たり前のこと。人は明日を知ることはできないということです。だから今日を精いっぱい生きなさいということが書いてありました。今日と明日はまるきり違うものではなく、今日の続きが明日です。明日を憂える前に、今日やるべきことをやらなければいけないと、本は言っていました。たしかに、たとえ元旦を挟んで年が変わっても、何かがころっと変わることはありません。そんな当然のこともわからなくなってしまっていた私は、充実した日々の忙しさで、疲れていたのかもしれませんね。のんびりマイペースで、日々を大事に。時々足を止めてみることも、大事かもしれません。

一人の食事は本とともに

一人の食事は本とともに

今日は自宅に一人きりなので、レトルトのカレーを食べることにしました。普段も料理はしませんが、一人だと、ますますやる気になりません。それでも一応、料理の本を眺めてはみたんですよ。なにか作ってみようかなあって。でも料理の本ってだいたい、一人分の分量って載っていませんよね。人数分で割って計算すればいいのはわかりますが、なんとまあめんどくさい。ま、もともとそんなにやる気はありませんから、やーめた、となってしまうのは当然のことです。ご飯も一人で食べるとおいしくないものです。だからつい、さっと食べることができる食事を選んでしまいます。昨日は目の前にぬいぐるみを置いて、かつ本を読みながら夕食をとりました。普段家族がいたら考えられない無作法ですが、一人ですしね、さみしいですしね。お前はいくつなんだと言われそうですが、慣れない状況はいくつになってもさみしいものです。おかげで読書がすすむこと、すすむこと。ただつい夜中まで読んでしまいます。だめだなあ、本当にと思いつつ、さて今日は何を読もうかと考えているのだから、しょうがない人ですよね、私も。上げ前据え膳の旅行で、母は楽しんでいることでしょう。こっちは早く帰ってきてほしいと、首を長くして待っています。