Category Archives: 身近なメモ

足裏マッサージで疲労軽減

足裏マッサージで疲労軽減

夜になると、疲労感にぐったりしてしまうことがあります。まだ十代の頃、学生時代は徹夜をして遊んでも平気だったのにと悲しくもなりますが、これが年をとるということなのでしょうね。今は一晩寝ても疲れが抜けきれないところも、問題だと思います。それを友人に相談したところ、彼女は「足をマッサージすればいいんだよ」と教えてくれました。足の裏には反射区というものがあり、それを刺激することで、全身の不調が和らぐことがあるというのです。
それならとお風呂上りに、まずはパソコンで「反射区」を検索してみました。なるほど、友人の言う通り、体に対応した場所が細かくあるようです。とりあえず適当に押してみて、痛いところを調べてみると、胃?胃痛なんて感じたことはないのですが、びっくりです。他には読書で酷使している目のところ、薬指の付け根あたりも痛みを感じたので、念入りにもみほぐしておきました。
これで少しは癒されるかしらと半信半疑だったのですが、翌日目覚めた時に、体がすっきりしているような気がしたので、多少なりとも効果はあるのでしょう。テレビを見ながらでもできる足のマッサージ、しばらく習慣にして見ようと思います。

あえてカバーを外して統一感を

あえてカバーを外して統一感を

引っ越しをしたばかりの友達の家に遊びに行って驚きました。読書家の彼女はかなりの本を持っていますが、その小説のすべてが、カバーを外されて、書棚に並んでいたのです。友人は、「このほうが統一感があっていいと思って」と笑っていました。確かに、カバーはカラフルでもその下はたいてい、落ち着いた色合いになっていますからね。背表紙には題名も書かれているので、読みたいものが迷子になることもありません。
ただ、自分だったらちょっと寂しい気がするだろうなと思いました。多少落ち着きなく感じられても、私は色鮮やかな書棚が好きなのです。そのため、あえてサイズを揃えずに置くことも多いのですよ。これは、小さな子がおもちゃ箱を好きな気持ちに似ていると思っています。ごちゃごちゃしたなかに宝物が隠れているような、うきうきワクワクする気持ち……雑多な知識が混在している脳みそと同じと言えば、わかってもらえるでしょうか。
もちろん人の好みはいろいろなので、友人のやり方もありだとは思います。風水で、寝室は何色に統一したほうがいい、などという考えがあるように、自室はシンプルにまとまっているほうが、気持ちも穏やかでいられるかもしれません。

発売日の管理は付箋がお勧め

発売日の管理は付箋がお勧め

リビングのカレンダーの日付のところに、大きな赤丸がついているのを見つけました。何かの目印なのでしょうが、それが何なのかは書いてありません。家族に聞いてもわからず、どうやら丸をした本人が、そのこと自体を忘れてしまっている様子でした。まあ、大事なことならば思いだすだろうと、そのまま放っておいたのですが、こういうことは、私も昔、よくありました。新刊の発売日です。
カレンダーの記入欄が少なかったので、印を決めてつけていたのですが、それがなんのマークだったか、忘れてしまうのですよ。仕方無いので最近は、付箋に題名と作家名まで込みで書いて、貼りつけています。本当は知ったらすぐに通販で頼んでしまえば問題ないとは思うのですけれどね、購入をぎりぎりまで迷うものもありますから。付箋ならば、邪魔なら別の場所に移動して、買ったら剥がせばいいだけなので、日付が見えなくなることもありません。
本当に便利なアイテムだなあと思いつつ、カレンダーがカラフルなことになってはいます。でもこの華やかさも、心を和ませる効果がある……かもしれませんよね。ただ、用事を付箋で書くのはお勧めしません。一度やってみたら、あまりの数に焦りが生じ、大変なことになりました。

素敵時間を自室で演出

素敵時間を自室で演出

先日友人に、かわいいティーパックを貰いました。お湯に入れる時に、動物がカップに入っているような形に見えるものです。それで入れた紅茶にマシュマロを浮かべて飲むのが、お気に入りなのだとか。「絶対癒されるから、やってみて」と言うので、お客さんが来た時にしか使わないお気に入りのカップで試してみたら、なんともメルヘンチックなおやつタイムを楽しむことができました。
だってクマがカップの中にいるんです。マシュマロは適度に甘くて、「これもあげる」と貰ったクッキーは、アイシングが施されたカラフルなもの。おまけにその時読んでいた本は、ほのぼのした恋愛小説とくれば、幸せにならないわけがありません。慣れ親しんだ、正直言って、けして美しいとは言えない自室でも、ちょっとしたことを変えるだけで、これほど素敵な気分になれるんですね。きっかけを与えてくれた友達には、大感謝です。
ただこのティーパック、自分で買おうとしたら、ちょっとお高かったので、毎日飲むのは我慢しようかなと思っています。普段はいつもどおりのお徳用、ゆっくりできる時にはかわいいもので、特別時間を演出しましょう。カフェに行くよりは気軽で、お財布にも優しいですからね。

私をつくっているもの

私をつくっているもの

ふと、今まで読んできた本を重ねたら、どのくらいの高さになるのだろうと思いました。残念ながら私の記憶には残っていない、生まれて初めて読み聞かせをしてもらったであろう絵本から、図鑑や漫画、もちろん今読んでいる小説も含めて全部、です。思ったよりも高くなるのか低くなるのか、まったく想像もつきませんね。
ただきっと、様々なジャンルが含まれているとは思います。学校の宿題や友達の影響、ちょっとした気まぐれなどで手に取って、いっきに夢中になったけれど、すぐに飽きてしまったものも、たくさんあるからです。ただ私は、その時間を無駄にしたとは思いませんよ。たとえ今は当時の本を読み返すことはなかったとしても、その時に得た知識は確かに私の中のどこかにあり、私の一部分を作るのに役立っているでしょう。良い印象でも逆のイメージでも、人の気持ちを動かさない作品はない、そう信じています。
今後も私は、多くのものを見たり読んだりしていくでしょう。長い人生で、自分が完成したと言えるのは、死に直面した時かしら。それでもまだ足りないのかもしれませんが、チャレンジ精神を忘れずに、日々何かを体に取り組み、自己を成長させていけたらいいなと思っています。

お菓子の箱でミニ本棚

お菓子の箱でミニ本棚

先日いただいたお菓子の箱がちょうどコミックスにぴったりのサイズだったので、それを使って、机の上に置く本棚を作ってみました。もちろん、ただ置いただけではありませんよ。綺麗な包装紙を貼りつけて、それなりの見栄えにしました。それほど数が入るわけではないので、ここには本当にお気に入りの作品だけを並べることにしましょうね。さて何を入れようかしら。今度、部屋に設置してある大きな書棚をゆっくり眺めて考えます。
鉛筆立てやちょっとした小物入れなどを手作りするようになったのは、祖母の影響です。彼女は私が小さい頃から、いろいろな物を作ってくれました。それも、私のように適当にやるではなく、きっちりサイズを測り、細かなところまで手を抜かず、ボール紙の上は布張りだったりするのですよ。小さい私にとっては、祖母の手は魔法の手に思えました。残念ながら、今は手元に残っていないけれど、記憶にはしっかりとどまっています。
私もいつか、このように美しいものがつくれるでしょうか。今は小物の作り方なども本になっていますから、それを見てみるのもいいですね。もし初心者でも簡単にできるそうなものがあったら、チャレンジしてみたいなあ。まずは書店で、テキストを選ばないといけませんね。

動きたくなくなる椅子との出会い

動きたくなくなる椅子との出会い

先日、友人と遠出する機会があり、通り道に見かけた書店に立ち寄りました。広さはそれほどではなかったのですが、だからこそ隅々までしっかり見ることができたのがよかったですね。ただ狭くとも、歩きまわれば、疲れてしまうもの。私は未だ元気に見まわっている友人を横目に、備え付けの椅子に腰を下ろし……驚きました。書店でこんなに座り心地のいいものを置いていいのか、と思うくらいに、心地良かったのです。
すっぽりと体を包み込む柔らかさは、もう立ち上がるのが嫌になってしまうほどで、実際に友人が探しに来るまで、私はずっと動けませんでした。書店にこれがあるということは、お客さんはここに座って本を読むということでしょう。でも私だったら、買わずに読破してしまうのではないかしら。もうこの椅子が欲しいと思うほど、気に入ってしまいました。
またぜひ行ってみたいとは思うけれども、なにせ自宅から何時間もかかる場所にありますから、現実的に考えれば、もう二度と訪れることはないかもしれません。ちょっと残念ですが、いい思い出にはなりました。今度は、ぜひもっと近くに、居心地の良い場所を見つけたいものです。できれば素敵なソファがあるカフェなんかいいですね。

逃げ出したインコ

逃げ出したインコ

鳥好きの友人は、もう何年も、インコを飼っています。籠の中で動き回っている姿がとても愛らしく、見ていて微笑ましくはあるのですが、その子が先日、逃げ出しました。私が遊びに行った時のことです。子供が開けた出入り口を、ちょっと目を離したすきに、するりと通り抜けたインコは、室内を飛び回りました。こうなると、捕まえるのはかなり難しいのですよ。せめてもの救いは、部屋の窓が締まっていたことでしょうか。
リビングの食器棚の上に止まったり、テーブルを超えて、カーテンレールに移動したり……一番大騒ぎをした時が、書棚の中に入り込んでしまった時でしたね。なにせ相手は鳥なので、いつどこでフンをしてしまうかわからず、それが本についたら大変、と言うのです。たしかに、家具ならば、汚れてしまっても拭けばいいですけど、紙ではそうはいきません。
結局その子は、私が在宅している間は捕まえることができませんでした。このような小動物との追いかけっこをしたのは、親戚の子が連れてきたハムスターが逃げてしまった時以来です。あの時はたしか、ベッドの下に入り込んだのですよね。名前を呼んで餌で引き付け、人間もベッドの下にもぐり込みと、散々でした。今となっては、笑える思い出です。

年始にほしい、本の福袋

年始にほしい、本の福袋

近所の書店で、書籍の福袋が売っていました。少々難ありなものが紙袋いっぱいに詰まって千円。安いですよね。ただその中身が、全部児童書だったのです。おそらくは子供達が立ち読みした際に、ちょっとカバーが破れてしまったとか、そういうのを入れてあるのでしょう。本は何でも読みますが、中身も対象年齢もわからない児童向けはさすがに、大人の私が買うには勇気がいります。だって千円あれば、他の大人向け小説が買えますもの。これが一般書籍だったらなあと思いつつ、読書好きの子供が買ってくれることを祈るばかりです。
そういえば大昔に一度、小説の福袋を買ったことがあるのを思いだしました。紙袋に入っていて中身がわからないようにしてある、中古本です。これが一冊三百円。面白がって何冊か購入して、普段はあまり読まなかった方の作品を読み、それからしばらくはその方のものを作家買いしていました。はまってしまったのです。
書店員の方が、一冊紙袋に入れただけだけれど、私にとってはまさに、出会いをもたらしてくれる『福』袋でした。お正月に、こうしたものを増やしてくれたら、年の始まりがもっと楽しくなるよなあと漠然と思います。服だって宝石だってあるのだから、本があってもいいですよね。

指の怪我と選択権

指の怪我と選択権

先日、友人がうっかり、親指の先をのこぎりで切ってしまったそうです。切ったのは皮一枚で大事には至らなかったそうなのですが、敏感な箇所なので、鈍痛が続いていたとのこと。何をするにも不便だったという彼女が、一番嫌だったのは、パソコン操作だったというからびっくりです。確かにブラインドタッチをするためには、どの指一本怪我しても大変ですけれど、他に何かあるでしょう?と思ってしまいました。
ただ、友人の話を聞いて納得しましたね。指に包帯がぐるぐるでろくなことはできないから、家事などは免除され、空いた時間をパソコンで読書しようと思ったけれど、ついいつも通りにキーボードを触りかけて「あ、だめだ」となる、というのです。たしかにそれでは不便だったでしょう。ちなみに「紙の書籍も持ちにくいから、読書自体がしんどい、スマホがいい」と言っていましたよ。確かにあれならば、怪我をしていないほうの手で持てば、なんとかなりそうな気はします。
しかし本を読みたいと思った時に、これだけの方法がすぐにあるなんて、今は本当に便利な世の中ですね。私も学生時代、授業で同じように親指を切ったことがありますが、あのときはどうしていたんだっけ……記憶が遠いです。