Category Archives: 身近なメモ

文章に慣れるということ

文章に慣れるということ

新聞の読者投稿欄に、小学生が送ったものがありました。夏休み、親に言われて新聞のコラムをノートに書き写して、わからない言葉を辞書で調べる、ということをしたそうです。最初は面倒で仕方がなかったけれど、そのうちに知らないことを知ることが楽しくなっていったと彼女は書いていました。最後は、新聞がたくさんのことを教えてくれたと結んであり、ああ立派な子だなあと感心しました。コラムを書きうつすのは、高校のときに小論文対策でやりました。新聞をノートに貼って、その下に書き写す。そしてわからない言葉を調べる。起承転結はっきりした文章を学ぶにはそれが一番手っ取り早いと、国語の先生は言っていましたね。まあ、そんなことをしながらも、受験に小論文は必要なかったのですが。文章に触れることは、とても大事なことだと思います。最近、算数で計算ができても、文章題ができない子が案外多いらしいです。なんと、問題文の意味がわからないんですって。本を読まないからだと言われているそうです。先ほどの小学生は、きっとこんなふうにはならないでしょう。だって新聞のコラムなんて、高校生ですら面倒なものを毎日読んでいたんですから。絵本でも童話でもいい、とにかく、子供には文章に慣れてほしいと思っています。

森林浴で心も体もリラックス

森林浴で心も体もリラックス

先日母親と散歩に出かけた時に、とある神社に行きました。歩いて行ける距離で、けっこう立派な神社がそんな場所にあるなんて、私は知りませんでした。母親も滅多にそこには行かないそうです。
石で作られた龍の口から水が流れ出ていて、とてもおいしそうな水が流れていました。一口飲んでのどをうるおしました。おいしい水でした。2mくらいの牛の石碑もあり、圧倒されました。大きな杉の木がたくさんあり、緑も多く、とても気持ちがよかったです。久しぶりに森林浴を楽しむことができました。
マイナスイオンがたっぷりで、緑に囲まれていると、心が落ち着きます。静かで、車などの音も聞こえず、代わりに小鳥の声が聞こえてきてイヤなことも忘れられますね。
神社や公園など緑がたくさんあるところに行くと、本当に気持ちが落ち着きますね。疲れると公園などでのんびりしたくなります。緑の多い場所に行くと、自律神経のバランスが整えられるのだそうです。医学的にも心と体を癒す力があるのが解明されているそうですよ。森林浴をすると、気分がよくなるのは気のせいではないのですね。緑の多い場所に行くと、気持ちもリラックスして、さわやかな気持ちになりたい時には、公園や神社など静かで森林浴ができる場所に行くのが一番ですね。

性格は顔に出やすい?

性格は顔に出やすい?

性格は顔に出やすいと言われますね。確かに、顔を見ると何となく、怖そう、とか悩みが多そう、といった顔をしている人がいますよね。それは年を取れば取るほど、顕著に出やすいのだそうです。悩みが多かったり、ストレスがたまっていると、眉間にシワが寄りやすいのだそうです。確かに、何かに悩んでいたりすると、眉間にシワが寄ってしまいます。不満ばかり感じている人は口角が下がってしまうのだそうです。確かに、何かに耐えなければならなかったり、気分が悪いと口はへの字になってしまいますよね。それが続くと口角が下がってしまうのですね。
反対に、幸せなことが多い人が笑っていることも多く、目尻のシワも優しげに見えると言われています。目尻のシワは気になるところですが、年を取って目尻のシワがいい感じに優しく見える女性っていますね。そういった人はとても幸せそうで、そばにいるだけで温かい気持ちになれます。
そう考えると、普段の生活の中で、幸せな気持ちでいるか、悩んでばかりいるかで顔が変わってしまうというのは理解できますね。それは大変です。怖い顔にはなりたくありません。できるだけ、日常生活でも笑っているようにしましょう。できるだけポジティブでいることも大切ですね。笑う門には福来るですしね。

病気じゃなくても行きたくなる病院

病気じゃなくても行きたくなる病院

『天国までの百マイル』という浅田次郎さんの小説があります。この小説のモデルとなった病院に何度か行ったことがあります。第一印象は、ホテルのような病院、という印象でした。ホテルのような、と言うととても贅沢ない感じがしますね。でも、病院はキレイな方がいいですよね。
病院が好きな人はほとんどいないでしょう。治療や検査で痛い思いをするのがイヤ、恐ろしい病気です、と言われるのが怖い、時間がかかる、病院のにおいが嫌い、など理由は人それぞれですね。私はそれらすべての理由で病院は好きではないです。ただ、その病院は病院の特有の薬の匂いとか、イヤなにおいはしません。最近はにおいに配慮している病院も多いですよね。また、病院のところどころに飾ってあるオブジェが、心をホッと和ませてくれるのです。明るくて、広い空間があって、病院にいるということをうっかり忘れてしまうよう雰囲気なのです。
病院に行くだけで心は暗くなりますから、そういった明るさや居心地の良さはとてもうれしいですよね。それとそこで働く人たちも、伸び伸びと仕事をしている雰囲気で、それがこちらにも伝わってきます。さらに、レストランはおいしくて、見晴も最高、なのも魅力です。病気じゃなくても、そこに行きたくなる、という素敵な病院なのです。

物事の正しい意味

物事の正しい意味

子どものころ、「早起きは三文の特」ということわざ自体は知っていましたし、その意味も「早く起きると良いことがある」ということも知っていましたが、「三文」がなんなのか分かっていませんでした。辞書や教科書に、きちんとした答えは書いてあったのでしょうけれど、きっとタイミングをずらして、吸収するチャンスをなくしてしまったのだと思います。適度に曲解して、「早起きすると、良いことが三回起きる」と思っていましたね。「三文」という呼び方について違和感を持っていなかったので、思いこみは恐ろしいものだと、半ばあきれてしまいます。使い道を間違うことは大抵ないのでしょうけれど、詳しくつっこまれたらアウトでしたね。大人になる前に、「三文」がお金の単位なのだということ、知っておけて良かったと思います。知ったフリをしているどころか、自分の考えに間違いがないと思っているあたりが問題なんだ、と過去の自分だから少し強い口調でせめてしまうのですが、実際「子どもにはよくあること」と言えばそれまでなんですよね・・・。「情けは人のためならず」とか、大学に入ってもクラスの半分以上が、よくある間違い方をしていたのを思い出します。自分は偶然知っていたので、間違った友達をからっていましたが、一歩間違えば誰だってそちら側なんですよね。

エアロビクスを楽しむコツ

エアロビクスを楽しむコツ

知り合いの男性でエアロビクスがとても上手な人がいます。学生の頃からエアロビクスをやっていて、その頃は本格的にやっていたらしく大会にまで出場していたそうです。道理で、とてもカッコよく踊っているので、びっくりです。そんなカッコよく踊っておる男性の横で、エアロビクス初心者の私が飛んだり跳ねたりしています。
エアロビクスのことは良く知らなかったので、大会とかがある事すら初耳だったのですが、やってみるととても楽しいものです。クラスが上級のものには出られませんが、初心者のクラスなら無理せず、動きも難しくないのでしっかりと体を動かすことができます。何事も基本が大事、と思いますので、まずは基本的なことをしっかり身に付けて、それから上のクラスに行こう、と思い早4年。いまだに初心者のクラスにいます。それは上のクラスではついていけない、というものありますが、自分はムリせずに満足できるエアロビクスができれば、それでいいのです。相変わらず、上手な彼はカッコよく踊っています。クルクルとターンしたり、細かいステップを上手に踏んで気持ちよさそうです。先日は大会で何とか賞をもらったそうです。これからもがんばってほしいですね。私は、ちょっと年配の方々と楽しくベーシックなエアロをがんばっていきたいと思います。

あなたへ

あなたへ

あなたには、本当にいつも感謝をしている。今私が、こうして笑顔でいられること。忙しいことさえも幸せに感じられて、暇な時間なんてなくていいと思えること。辛いことも、一晩眠ってあなたと「おはよう。」を交わせば、すぐにまた頑張れること。
あなたがいるから頑張れる。何もなかった私をこんなにたくましく咲かせてくれたのは、あなたのその溢れる笑顔。あなたが泣いているときは、私がいつも一番近くにいる。安らかな眠りにつくまで、いつまでも子守歌を歌ってあげる。
生きていて起こるすべての出来事にあなたを重ねて、その度に一人で笑顔をこぼしたり、ときには何気無いことで不意に涙が溢れたり。先週観た映画にも、初めて読んだ本にも、懐かしい音楽にも、美味しいお店の料理にも、ひっそりと開店した近所の雑貨屋さんにも、駅前の花屋さんに並ぶガーベラにも、夏の暑さにも、冬の寒さにも、まぶしい朝焼けにも、夜の電車から見える一番星にも…。
すべてにあなたを描いて、「今日も生きていてくれてありがとう」とつぶやきながら、明日のあなたも健やかであるようにと願う。
あなたがこの世に産まれた日から、私の人生は大きく変わった。私のもとに産まれて来てくれて、本当にありがとう。
愛しいあなたが、明日も健やかでありますように。

ハナキンのお酒の匂い

ハナキンのお酒の匂い

金曜日の夜の駅前は妙に浮かれていて楽しい。いわゆる「ハナキン」の駅前通りを歩けば、そこかしこからお酒の匂いが漂う。お酒なんて全然飲めないくせに、フラフラと誘い込まれて、例のセリフを言いたくなる。「とりあえず生‼」…(笑)今のところビールの美味しさすら解明できていないから、「とりあえず」とゆう感覚はとりあえずまったくわからない(汗)。
それでも居酒屋から聞こえてくる「カンパイ‼」の声と、駅前をフラフラ歩く赤ら顔の人たちの笑顔を見ていると、ついついこちらまでハッピーな気持ちになる。暗いニュースや悲しいことも世の中にはあるけど、できればみんな笑っていたい。酔っぱらいのヘラヘラも、日々の頑張りの中にある。みなさん毎日お疲れさま。
そんなお酒の香りとヘラヘラを横目に、近所のコンビニで、本と小さな缶ビールを購入。飲めない自分が初めて買った缶ビール。なぜか照れて、やけに嬉しくて、そんな自分が少し可愛くて、気付けば歩くペースが早くなっていた。
部屋に着いてうがいをして、グラスにビールを移すと、それはもうびっくりするほど少ない量。私が好きなジンジャーエールならこんなの一口だよって思ったけど、しっかり半分くらいしか飲めなかった。
やっぱり私は、自分が飲むより、飲まれる人を見てるのが好きみたい(笑)。

ビールを飲もう

ビールを飲もう

「今夜はビールを飲もう。」
お酒の弱い君が突然そんなことを言うのは、だいたい決まって金曜日の夜。いつになく思い切った口ぶりがおかしくて、なんだかつい笑ってしまう。毎日忙しい職場で文句も言わずに働いているから、たまには「わ〜っ‼」ってなるのでしょう。いつもほんとにお疲れさま。
私も日頃飲まないから、2人で1缶で充分なのはこれまでの研究で立証済みなのに、必ず君は2缶買ってきて、1人1缶をプシュッと開けて、満面の笑顔で乾杯をする。
これだから思わずつられて、金曜日の夜は楽しい。めったに飲まないアルコールのために、枝豆やら煮込みやら唐揚げやら、めったにつくらないおつまみをこしらえて、めったにしゃべらない君がよくしゃべるのを、夜がふけるまで聞いている。
気が付くと君は、電池が切れたようにそのままソファで眠りに落ちている。缶ビールは予想通り、2人合わせて1缶ちょっとの量が残ったまま。だから決まって、ビールの翌日の夕飯は豚肉を煮たやつになる。豚肉はビールで煮るとやらかくなる。そうすると君は「無駄にしなくて偉い。」と褒めてくれるから、ビール2缶もわるくない。
眠った君にブランケットをかけて、付けっ放しのスポーツニュースを消すと、ホロ酔いの私は読書をはじめる。
君との宴のあとの読書。この時間が一番好き。

幸せなこと

幸せなこと

大切なキミが、今日も元気でいてくれることが、こんなにこんなに幸せな。今こうして、隣で黙って本を読むキミの横顔を眺めている。ただそれだけで心が満たされて、あなたと本の隙間にもぐり込みたくなる。ずいぶんと真剣な眼差しで読んでいるから、きっと「いいトコロ」なんだろう。だから私も、あまり興味のないテレビ番組を夢中で見ているフリをして、ちょっかいを出さないでいてあげるの。たくさんの奇跡とたくさんの偶然で私は結ばれた。近くにいることだけを求めたときは、遠くにいる時間を憎んだ。求めすぎて近付きすぎたら、大切なモノが見えなくなって、今度は離れた。それからお互い、少しの時間を置いてから、結局寄り添った。
愛情って、気付かぬうちに自然と湧き出て、音もなく静かに大きな池を湛える。そんな、泉のようなものかもしれないと思う。振り絞るものでも、どこかから運んでくるものでもなく、いつしか湧き出て、私たちを満たしている。
キミは本を読むのを途中でやめると、ソファから立ち上がり、冷蔵庫から炭酸水を取り出して、グラスに注ぎ、1つを私に渡しながら言った。
「テレビ、今日はおもしろいのやってないね。」
なんだ、気付いてたの?テレビのことも、私があなたにもぐり込みたかったことも。
泉のような幸せで満たされている。これからもずっと続く気がして、私はもぐり込んだ。