ハナキンのお酒の匂い

ハナキンのお酒の匂い

金曜日の夜の駅前は妙に浮かれていて楽しい。いわゆる「ハナキン」の駅前通りを歩けば、そこかしこからお酒の匂いが漂う。お酒なんて全然飲めないくせに、フラフラと誘い込まれて、例のセリフを言いたくなる。「とりあえず生‼」…(笑)今のところビールの美味しさすら解明できていないから、「とりあえず」とゆう感覚はとりあえずまったくわからない(汗)。
それでも居酒屋から聞こえてくる「カンパイ‼」の声と、駅前をフラフラ歩く赤ら顔の人たちの笑顔を見ていると、ついついこちらまでハッピーな気持ちになる。暗いニュースや悲しいことも世の中にはあるけど、できればみんな笑っていたい。酔っぱらいのヘラヘラも、日々の頑張りの中にある。みなさん毎日お疲れさま。
そんなお酒の香りとヘラヘラを横目に、近所のコンビニで、本と小さな缶ビールを購入。飲めない自分が初めて買った缶ビール。なぜか照れて、やけに嬉しくて、そんな自分が少し可愛くて、気付けば歩くペースが早くなっていた。
部屋に着いてうがいをして、グラスにビールを移すと、それはもうびっくりするほど少ない量。私が好きなジンジャーエールならこんなの一口だよって思ったけど、しっかり半分くらいしか飲めなかった。
やっぱり私は、自分が飲むより、飲まれる人を見てるのが好きみたい(笑)。

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