会話小説のすゝめ

会話小説のすゝめ

会話だけでストーリーが進んでいくタイプの小説ってありますよね。一人称視点の小説、独白小説とかもそうなんですけど、今はLINEとかチャットのような形式で本当に会話だけでストーリーが進行していくものがあります。最近の若者は小説が読めなくなってきるなんて話を聞いたことがありますが、たしかに慣れ親しんだLINEのような見た目で、会話を読むだけなら入りやすそうです。しかも、タップするごとに会話がポンポンでてきたり、場合によっては画像がでてきたりするのでとっても読みやすいし、新しいなって思いました。LINEならではの臨場感もあって、これは新しい小説のスタイルだなと素直に関心しました。
数年前も「ケータイ小説」というのが爆発的に流行って、ほとんどが一人称視点、描写はほぼ少なくて、これは文学ではない、小説ではないとか言われていましたが、チャット小説はさらにそれよりも簡潔な読み物となっています。どんな形であっても、面白くて、今まで小説は読めないといっていた層が楽しめるのであればいいんじゃないかなって思います。書くハードルとしてもだいぶ下がる気もするので、はじめて小説を書くっていう人にも気軽に始められそう。読むのも、書くのも苦手って言う人は、まずは会話小説から入るのおすすめですよ。

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