スピード文化の源にあるもの

スピード文化の源にあるもの

近所の書店で見つけられなかった本をネットで頼んだら、その日のうちに発送完了メールが届いて、驚きました。そのくらいのスピードで注文をこなしていかないと、どんどん仕事がたまってしまうのかもしれませんが、それにしても早すぎですよね。びっくりです。それと同時に、どんなに効率的な仕組みで作業をしているのか、とても気になりました。やっぱり、注文を受ける人、商品をピックアップする人、そして発送業務をする人と、流れ作業なのかしら。それとも一人が全部責任もってするのでしょうか。
そこまで書いてふと、子供時代に学校で、なにかの冊子を作った時のことを思いだしました。ページ順になるように並べた印刷物を、順番に重ねていって、最後に表紙を付けてホッチキスで止めるのです。あれは何人かで、ぐるぐる巡るようにしてやりましたね。ただ、一冊に手をかける人は一人。それでもそんなに時間がかからずできました。
結局大事なのは、頭数なのかもしれません。……ということはきっと、広いところでたくさんの人が、それぞれの仕事に責任もって、取り組んでいるのでしょう。それをしっかり統制している日本の管理能力と、スピード文化はすごい、としか言いようがありません。

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