夜中のひっそりとした楽しみ

夜中のひっそりとした楽しみ

私の本棚には読み古したお気に入りの本たちが並ぶ一角があります。夜中にふと目が覚めて、目をつむっても眠れない時ってありませんか?そういう時に、すでに読んだことのある本を眺めるのが好きです♪
適当に一冊選んで「今夜のお供はこの本だ」と決める瞬間も楽しいし、ランダムに本を開くと一度読んだはずなのに新しい発見があったりする。たまたま開いたページには、黒いボールペンで線が引いてありました。ん?どれどれ?と読んでみると「逃げることは悪いことではない。自分が生きやすい環境を選んだとして、誰がその人を責めることが出来るのだろう」といったような意味の文章が書いてありました。なるほど、と思わず声が出ます。ノンカフェインのハーブティーを一口飲みながら、一気に肩が軽くなるのを感じました。
最近実は悩みごとが多かったんだけど「逃げるっていう選択もアリなんだ」と思えて、視界がひらける気がしました。こういうことがあるから、読書ってやめられないんだよね♪と思いながら、どんどん続きを読んでしまいます。やがて眠くなり、幸せな気持ちに包まれながら二度寝をしたのでした(笑)
なかなか本を捨てられないのは困ったものだけど、こういう発見は尊いものですね!

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