趣味も知識も持ちつ持たれつ

趣味も知識も持ちつ持たれつ

世の中には流行りがあります。それは本の世界にもあって、そういうときはたいてい似たような内容の作品が出版されていることが多いですよね。その波にのることができれば、素敵なお話よりどりみどり。しかし最近の私は天邪鬼なのか、どうもそれに反抗してばかりです。ついに友人に「ニッチな方向進んでいるね」と言われてしまいました。その言葉の意味がわからず聞き返せば、少数派だと説明されて、そんなものかなと思っています。
何でも結局は、自分が夢中になれるかどうか、なのですよね。流れと反していても、周りに同じことを好んでくれる友人がいなくても、私は私の道を突き進みたいと考えてしまいます。もしかしたら、いつかそれが深い知識になって、誰かに頼られるかもしれません。そう考えればかなり貴重な経験を積んでいるわけです。
しかし皆が知っているものをまるで知らないのもどうかと思うので、知識のためにちょっとだけ齧りはします。入口だけ覗いておけば、あとは好きな人がたくさん教えてくれますからね。結局こういった趣味に関することも、持ちつ持たれつなのかもしれませんね。きっと、教えて教えられて長い時間をかけて、自分特化の道を確立していくのです。

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